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知っている土地


ゾンビランドサガ視聴

5点満点中2点でお願いします。

正月は結構バタバタ働いたのでここで小休止。
ニコニコのタイムシフトで一挙放送ゾンビランドサガを視聴しました。

僕はアニメは好きなんですが、見る作品と出会うのはほとんど偶然です。この監督が~とか、この声優が~とか、脚本が~とか殆ど気にしません。大塚明夫さんとか好きな声優はいますがそれを理由にアニメ見ようとは思いません。

そんな僕がゾンビランドサガを見たのは

  • なんか話題になってたから
  • 佐賀だったから

たったこれだけです。
私は福岡の人間で、佐賀に親戚がいたり、ちょくちょく遊びに行ってるから。それだけの理由で視聴しました。

内容についての感想

残念ながら僕には何も響きませんでした。
最終話まで見るとどうやら続編の前提としての1クールだったようで、完結していない。
それはそれで良いのかもしれません。
ここまではアイドル達の連帯とか苦悩とかを描くストーリー。なぜゾンビになったか、巽とさくらの関係性、佐賀が選ばれた理由、生前の彼女たちを知っている人たちをどするか。などなど、ストーリーはこれから広がるんじゃないですかね。
ぶっちゃけここで終わったとしても、伏線やらなんやらを回収するのがアニメや物語の役目ではありません。
作品を通して、視聴者や世の中に何を投げかけるかが大事なのです。

では肝心の友情や努力を感じさせる話はどうか。
これも特に記憶に残っていない。
それぞれが生前の繋がりで悩んだりするが、だいたいその一話でなんとなく乗り越えて、取ってつけたようにそのキャラっぽい歌を歌って終わり。
その後は苦労なんか無かったのように話は進んでいく。
ヤンキー少女回なんか仲間置いてけぼりでモブキャラとしか絡んでいない。

唯一、主役のさくらの時だけ皆で助けようとするが、友情を主題にしたアニメでそこだけしか友情を感じられるシーンがないのはどうか。しかも、一人ずつ話しにもならない話しをするだけで、解決していかない。

なぜ話題になった?

何故こんなに話題になったのか。少し調べてみると、このアニメは放送開始前にかなり情報を統制していたようで、始まってみるまでどんなアニメなのか殆ど知られてい無かったようです。
「ゾンビランドサガ」タイトルだけだとホラー物、バトル物と言った印象を受けるが、フタを開けるとゾンビアイドル達の友情ハチャメチャギャグアニメ。
主人公は開始数分で死んでしまうと言う展開がいい意味で期待を裏切ったと言うことでしょう。

次に上げるのは「アニメファンはアイドルキャラが好き」。
某アニメの監督インタビューでもあったが、商業的にアイドルキャラは受けがいいらしい。確かにアニメファン、ゲームファンに受けているアイドル物は昨今たくさんある。
各キャラが人間関係や練習などの苦悩を乗り越え、力を合わせて舞台を成功させる様子が感動を生む。
作中にもあったその光景が現代アイドルの楽しみ方の一つだと言うことだ。

もう一つ上げるのが佐賀県だと言うこと。
昔から佐賀県は田舎の代名詞としてネットでもネタ扱いされる。それを逆手?にとって佐賀県協力のもと緻密に描かれる佐賀県。

僕も嬉野あたりにはたまに遊び行くので、知っている場所が出るとつい「おっ」と思ってしまうものです。
しかし、これも使い古されたタイアップで特に佐賀県でなくても(今のところは)成立してしまう。名所や名物を組み込んでますが、いかにもご当地の宣伝として消化されてしまう。

余談だが僕は佐賀県のフィルムコミッションが嫌いです。

もったいない作品

全体の感想として、もったいない。です。
徹底した情報統制で視聴者を開始数分で驚かせる。佐賀県というネットでいじられる愛され県とタイアップ。ゾンビとアイドルと言う意外性。
色んなジャンルの人を引き込む要素を盛り込んでおきながら、「アイドル物」の枠を崩すことが出来無かった。
僕の様に「あ、佐賀だ」と見始めた人は話が進むに連れ魅力を感じなくなったかもしれません。
批評家・哲学者の東浩紀さんが言う「誤配」をここで使うのが正しいか分かりませんが、せっかく僕に起きた誤配でしたが得るものは少なかった。
このアニメはアニメファンに向けてに作られていた

面白いなと感じたのはゾンビは歳を取らないから色んな世代のアイドルが一緒に活動出来る。って設定。
人気のシリアス回はそこのぶつかり合いを描いていました。
昭和アイドルと平成アイドルの葛藤。なるほどそれは面白い。だったら昭和アイドルはもっとビジュアルや言葉遣いも昭和アイドルにしてくれれば良かったのに。髪型や衣装、話し方だけ見て、この娘が昭和の子だと分からせるギミックがあれば良かった。聖子ちゃんカットとか、「○○P~」と喋ってみたり。
それじゃあ可愛くならない。おばさんみたいでダサい。と言うなら、やはり今のアイドルファンにだけしか響かない。

放送終了後のネットで見つかる情報としては概ね高評価のアニメです。
という事は私の方がずれているのでしょう。あるいは一時の熱量で消費されているのか。
確かに言えることは2019/01の時点でこのアニメは完結していないと言うこと。2期が始まり散りばめられた種を一気に花開かせる展開が待っているかもしれません。
このアニメが数年後に業界、社会に残しているものが何なのか見守って見たいと思います。

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